断熱強化によるCO2排出換算量の抑制効果を比べてみました(下図参照)。発泡プラスチック系断熱材の中には、製造時のCO2排出換算量が大きいため、断熱省エネでは50年経っても回収できず、トータルCO2排出換算量が増加してしまうものがあります。一方、グラスウールは製造時のCO2排出換算量が少なく、断熱省エネ効果と合わせて50年累計では大きなCO2排出換算量の抑制効果を示しています。
発泡プラスチック断熱材を使用するということは、環境への配慮のために断熱材を使用するという最初の目的とは正反対に、地球への環境負荷を増大させてしまうことになります。これからの断熱材選びは、製造時から廃棄までの全ライフでのCO2排出換算量抑制効果を視野に入れ、真に地球環境にやさしい材料を選択することが必要です。 |