省エネ・温暖化防止・リサイクルに貢献するグラスウール断熱材
 


グラスウール断熱材は吸音性にも優れています。
グラスウールは連続空気室をもつ多孔質材料です。グラスウールに入射した音のエネルギーはグラスウール内部に伝搬して、ガラス繊維や空気を振動させ熱エネルギーに変わります。これによりグラスウールは低音域から高音域まで幅広い音に対して優れた吸音性を発揮します。吸音性能は、材料の密度、厚さ、表面仕上げの有無などや、グラスウール単体で使用するか、複合構造に組み込んで使用するか、また背面空気層の有無によっても変化します。

関連データ  
密度と吸音率
の関係
厚さと吸音率
の関係
空気層による
吸音率の変化
表面仕上げによる
吸音率の変化

壁内部に挿入することで、住宅の遮音性がアップします。
不快な音を一般的に騒音と呼びますが、この騒音を建物の中へ入れない、あるいは建物から外へ出さないためには、建物の遮音性を高くする必要があります。遮音性能の程度は、透過損失で評価し、透過損失の大きい建物ほど優れた遮音性能を持っているといえます。また、重量の大きいコンクリートやレンガなどが遮音材料の代表例です。
騒音の低減には、遮音性の高い材料と吸音性の高い材料の組み合わせが効果的です。例えばコンクリートなどの重い材料は遮音性に優れていますが、それだけではトンネルの中にいるように音が反響してしまいます。しかしグラスウールのように空気をたくさん含んだ吸音性に優れる材料と併用することで、この不快な反響音を抑えることができます。 また、建物の壁にはコンクリートのような単一材料のほかに中空パネル壁なども良く使われますが、この中空層の位置に抵抗性の大きいグラスウールを芯材として挟み込むと、全周波数帯域にわたって透過損失を向上させることができます。このようにグラスウールは遮音補強としても有効です。
※ 透過損失:壁、扉、窓などの遮音の程度を表す数値。

 
吸音断熱天井材
 
ガラスクロス貼り内装吸音材

関連データ  
間仕切り壁の音響透過損失

グラスウールは吸音材として劇場や音響設備、防音パネルにも使われています。
  “音楽を気兼ねなく楽しみたい”“ピアノを思いきり弾きたい”など、音響効果のよく吸音性の高い空間づくりや、交通騒音を防ぐ防音パネルなどにも使われています。