01|地球温暖化対策自主行動について


 硝子繊維協会加盟各社は CO2 削減を目指して、毎年度の CO2 排出量を フォローアップ、以下の「地球温暖化対策自主行動」に取り組んでいます。


01. CO2排出量年度別推移

・2022年度実績
 2022年は、2013年比35.2%減の33.70万t-CO2となりました。

02. 主要な取組み

(1) 効率良いエネルギーへの転換
・再生可能エネルギーの導入
・燃料の転換

(2) 設備のエネルギー燃焼効率の向上
・ガラス溶融炉の高効率化
・酸素燃焼方式の導入
・グラスウール硬化炉の高効率化

(3)製造歩留の向上
・生産品種替えロスの減少

(4)物流の見直し
・モーダルシフト
・アイドリングストップ

(5)その他
・省エネ装置及びエネルギー高効率機器の導入、設置
・リサイクルシステムの維持、推進
・節電、空調関連の設定温度の管理
・従業員への省エネ啓発 

温暖化対策について (gic.jp)

02|EIマーク表示/優良断熱材認証制度について


 「優良断熱材認証制度」とは、一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会(建産協)が優良な断熱材を認証し、その認証製品にEI※マークによって性能をわかりやすく表示する制度です。
硝子繊維協会加盟各社では、より高性能な優良断熱材に「推奨できる断熱材」としてEIマークを表示する取り組みを実施しています。
※EI=Excellent Insulation


01. 優良断熱材認証制度の概要

認証の対象は

(1) 住宅と建築物の主要部位に使用されるもの。
(2) 熱抵抗値1.1[㎡・K/W] 以上、かつ熱伝導率 0.052[W/ (m・K)]以下であること。(測定温度 23℃)
(3) JIS認証工場あるいはISO9001登録工場において安定した熱性能を適切な品質管理のもとに維持し、それらと同等の製品であること。
(4) 健康安全性及び環境への配慮がされていること。

02. EIマーク表示に関する硝子繊維協会の取り組み

 硝子繊維協会加盟各社の住宅用グラスウール断熱材は、ほぼ全ての製品が優良断熱材に認証されていますが、認証条件をクリアする全製品にEIマークを表示するのではなく、下記条件を満たす製品にのみEIマークと建材トップランナーの目標値を表示しています。


⚫︎住宅と建築物の主要部位に断熱材として使用されるもの

⚫︎熱抵抗値 2.7[㎡・K/W]以上
誘導仕様基準(断熱等級5相当)の3~7地域における木造戸建て住宅の壁の充填工法の断熱材熱抵抗値の基準値

⚫︎熱伝導率 0.038[W/ (m・K)]以下
経済産業省の「建材トップランナー制度」におけるグラスウールの2030年度の熱伝導率の目標値 0.03942[W/ (m・K)]をクリアする数値

表示方法

EIマークに該当する製品は各社カタログにEIマークを表記しております

認証登録会社名と認証登録番号
EIマーク表示例

 ユーザーのメリット

● 住宅に使用される断熱材の性能表示が統一されることにより、異なる種類、違うメーカーの断熱材の性能を、比較しやすくなります。
● 第三者機関の認証制度ですので、断熱材を使用する際に、安心してより高い性能の断熱材を選択することが可能になります。


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