グラスウールの
運送・保管メリット

2.グラスウールの圧縮性

 グラスウールは、発泡系プラスチック断熱材とは異なり柔軟性があるため、圧縮することが可能です。そのため、グラスウール製品は圧縮梱包設備により製品体積を約5分の1にまで小さくして梱包されます。また、復元力が大きいので、圧縮梱包を開くと瞬時に膨らみ既定の厚さに戻ります。

梱包設備での圧縮前後

圧縮梱包により製品体積の比較イメージ

3.運送・保管費の比較

  「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)に基づく「住宅性能表示制度」における断熱等性能等級4を満たす住宅の天井、外壁、床に必要な断熱材の運搬量および保管スペースを比較しました。グラスウールは、ロックウールに比べて6~7割、発泡プラスチック系断熱材に比べて4~5割まで、配送・運搬費を削減できます。

【前提条件】

・住宅…自立循環型モデルプランを採用

・各断熱材の仕様…省エネ基準4~7地域の仕様基準における熱抵抗値を満たすように選択

・梱包圧縮比…GWおよびRWは各社製品の平均実測値を用い、XPSは1.0と仮定

4-6地域;等級4(仕様基準) 4-6地域;等級4(仕様基準)

各断熱材の運送・保管費の比較(断熱性能等級4の場合)

4.まとめ

 高圧縮できるグラスウールは、コンパクトに梱包できるので保管場所を選ばず、運搬量も小さくて済むため、物流コストならびにCO2排出量の削減に大きく寄与します。また、運搬作業も軽減できるので、施工者にとっても優しい断熱材です。

グラスウールで、運送・保管もココチよく。

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